tunisia

 

チュニジア共和国(以下「チュニジア」)は、アラブ、アフリカ、地中海世界の交差点に位置し、紀元前9世紀にフェニキア人が建設し、ローマと戦った有名なハンニバル将軍を生んだカルタゴ国があったところです。

 

我が国のほぼ半分の国土に、種々のルーツを持つ1000万人以上の人々が住んでいます。その豊かな自然と歴史文化(7つの世界文化遺産と1つの世界自然遺産など)に惹かれ、毎年、ヨーロッパ諸国を中心に多数の観光客が訪れます。

 

2011年12月にはアラブの春の契機となった政権交代(いわゆる「ジャスミン革命」)が勃発し、現在、新政権下で意欲的に新しい国づくりが進められている中、日本とチュニジア両国は、明年2016年には、外交関係樹立60周年を迎えます。

 

しかし、1987年の設立以来、民間レベルで両国の関係を中心となって促進してきた日本チュニジア協会は、財政的理由等からここ数年休眠状態にあったことから、新生チュニジアを後押ししようと云う多くのチュニジアファンの方々のご支援もあり、2015年10月、旧協会は、日本チュニジア友好協会として、その精神と役割を引き継ぎ、再出発することとなりました。

 

近年、わが国ではチュニジアを含む中東地域への関心が急速に高まりつつあります。チュニジアは多様な顔と魅力を持ち、わが国とは大変良好な関係にある国です。

 

2015年のノーベル平和賞は、大方の予想に反し、チュニジアの市民団体「国民対話カルテット」に授与されました。2011年にチュニジアから始まったアラブ世界の民主化運動によりチュニジアの独裁政権が崩壊し、革命後の困難な時期に「多元的な民主制を作り上げるのに決定的な貢献」を果たしてきたことを顕彰したものです。

 

当協会では、国民レベルで、そのようなチュニジアをより良く知り、わが国との幅広い分野での交流を通じ、その絆と協力を一層強化したいと考えています。そして例え限られたものであっても、その協力により、国際社会の繁栄と安定のために、貢献できればとも望んでいます。

 

なお、協会の活動は幅広いものにしていきたいと考えていますが、当面、会員の方々にWeb誌『チュニジア』の配信、折々のチュニジアに関する講演会、音楽会、展示会、映画会などの企画や、日本とチュニジアの各界の人々との交流の機会等を実現していく予定です。